2025年10月

医学書・臨床編
輸液について

研修医になってまず多くの人が戸惑うのが「輸液」だと思います。この患者にはどの輸液を使えばいいのか、どれくらいの量を、どのくらいのスピードで入れたらいいのか――最初は誰もが悩みます。 私自身、学生のころから輸液に興味があっ […]

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サイエンスとは
若い研究者へ遺すメッセージ 小さな小さなクローディン発見物語

ノーベル賞を獲得した先生以外にも、日本には偉大な研究者がたくさんいます。その中の1人に、タイトジャンクションを形成する膜タンパク質「クローディン」を発見し、細胞接着の研究を切り拓いた月田先生がいます。 医師の皆さんは臨床 […]

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留学関連
医師の留学に家族は帯同すべき?それとも単身で行くべき?

医師が研究留学をする場合、年齢的にすでに結婚しているケースが多いと思います。実際、私の周囲でもほとんどの医師が既婚者でした。この場合、家族の生活費や広いアパートの家賃など、経済的な負担が増えるだけでなく、言葉・食事・文化 […]

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留学関連
医師の留学では研究分野を変えるべき?選択肢と戦略

医師が研究留学を検討する際、どの研究分野のラボに行くのが良いのでしょうか。大きく分けると、これまでの研究分野に類似したラボに行く場合と、全く異なる分野に挑戦する場合の2つがあります。 これまでの分野に近いラボを選ぶメリッ […]

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留学関連
日本からアメリカへ送金するならWiseがおすすめ

皆さんは、日本からアメリカにドルを送金したいとき、どうしていますか? 短期の旅行であれば、アメリカ滞在中も日本のクレジットカードやデビットカードで何とかなる場合が多いです。しかし、留学や長期滞在になると、毎回カードで支払 […]

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留学関連
日本人医師が狙うべきフェローシップ

海外の研究留学では、受け入れ先ラボからフェローシップの獲得を求められることがよくあります。特に人気の高いラボでは、ほとんどのポスドクが何らかのフェローシップを保持しています。 意外に思われるかもしれませんが、フェローシッ […]

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サイエンスとは
The evolution of a cell biologist (2020) ー ジェニファー・リピンコット=シュワルツ

小胞体やミトコンドリアなどの細胞内小器官は細胞の中で止まっているのですか?それとも動いているのでしょうか? 今回紹介するのはジェニファー・リピンコット=シュワルツ先生のお話です(Jennifer Lippincott-S […]

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サイエンスとは
A Preliminary Report on My Life in Science (2010) ー トム・A・ラポポート

A Preliminary Report on My Life in Science 医学生・医師の先生がたはサイエンスと聞くと何を感じますか?思いますか?賢そう・難しそう・人によっては楽しそう?と感じると思います。でも […]

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基礎研究
基礎医学の世界―臨床を支える“もう一つの医学”

「医学」と聞いて基礎医学を思い浮かべる人は少ないでしょう。多くの人は診察室で患者を診る医師や、手術室で活躍する外科医の姿を思い浮かべるでしょう。けれども、そうした最前線の医療行為を支えているのが、目には見えないもうひとつ […]

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医学書・臨床編
内科診断力を鍛える ― 内科診断リファレンスのすすめ

疾患名と症状を覚えるだけでは足りない 多くの医学生は、疾患を学ぶときに「AAA疾患では、B・C・Dの症状がある」というように疾患と症状を覚えていると思います。 しかし実際の臨床では、患者さんが「B・C・Dの症状を訴えてい […]

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