発生学
「発生学」と聞くと、何だか難しそうな印象を受ける人も多いのではないでしょうか。
私自身も学生の頃はそう感じながら勉強していました。臨床とまったく無関係ではないものの、当時は「今やる必要があるのか?」と思いながら学んでいた記憶があります。
しかし最近では、ES/iPS細胞、再生医療、不妊治療などの発展により、「発生」という分野が再び注目され、社会の中でより身近なテーマになってきたと感じます。
さて、教科書選びについてですが、読むべき本は基本的に 『ラングマン発生生物学』 か 『ムーア人体発生学』 の二択です。どちらを選んでも問題ありません。
私はどちらも読みましたが、正直どちらか一方で十分だと思います。個人的にはラングマンの方が読みやすく感じました。
もし両方読むなら、ラングマン → ムーア の順番をおすすめします。
