お金のやりくり-医師の留学ではどのくらいお金がかかる?

医師が留学するとしたら、お金のやりくりはどうなるのでしょうか?

留学は非常にワクワクする経験を与えてくれます。一方で、アメリカ、特に東海岸・西海岸の都市ではお金があっという間に減っていきます
そのような地域では、日本であればタワーマンションに住める金額でも、ボロアパートに住むことが普通です。外食をすれば、ラーメンで3,000〜4,000円、居酒屋で10,000円、少し良いレストランだと1.5〜2万円はすぐにかかります。

そのためよほど裕福な場合は除き、


留学中の給与について

まず、無給での留学は原則避けましょう

短期留学であればまだしも、1年以上の留学を予定している場合は実家が裕福、または副業などで十分な収入がある場合を除き、何らかの形でお金が入ってくる状態にすることが基本です。
特に東海岸・西海岸に住む場合、最低でも年間1,000万円程度は必要です。心に余裕を持つためにも、できる限り外部資金を確保しましょう。

主な資金パターンは以下の通りです。

  1. 留学先ラボから給与をもらうパターン
     6〜7万ドル/年程度。最低限の業績があれば、場所を選ばなければ雇ってくれるラボはあります。特に日本人を雇用した経験があるラボは狙い目です。
  2. 自分でフェローシップを獲得するパターン
     5〜8百万円/年程度。現実的には多くの人がこのパターンになります。
  3. 所属している医局から支援を受けるパターン
     月20万円前後。これは所属先や制度によって差が大きく、これまでのケースでは地方大学出身者が多いです。

フェローシップ獲得が現実的な選択肢

おそらく①が最もハードルは高いです。特に人が集まりやすいラボでは、特殊技能あるいは強い業績が必要です。
そういった意味も含めて②のフェローシップ獲得が最も現実的です。一見難しそうに思えるかもしれませんが、私の周りの人達はほぼ全員が何らかのフェローシップを獲得しています。もちろん個人の業績による差はありますが、申請書はパターンゲームの側面が強く、攻略法を知っていれば、医師であれば高確率で獲得可能です。周りの経験者に相談するだけでも十分効果があります。

お金がないからと留学を諦めるのではなく、なんとかお金をやりくりする手段を考えましょう。私たちの留学支援サービスでも、申請書作成やフェローシップ獲得のサポートを行っています。興味がある方は、ぜひご連絡ください。

\ 最新情報をチェック /

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です